元気が出ないときもあるから。

WORKING FOREVERの西澤です。


いつも元気に思われることが多い私ですが、落ち込んだり、悩んだりして元気ないという時、もちろんあります。

「おばあちゃんになっても、ずっとずっと仕事していたい」そんな想いで独立して5年。コロナがあった時も、体調を崩したときも、戦車のようにがしがしと突っ走ってきた自分が、今急に、立ち止まってしまっています。特に心が。そんな自分の今の気持ちに戸惑いつつも、せっかくなので、いろいろ振り返ってみることにしました。

皆さんは、自分の心の声、聞いてあげていますか?わたしはまったく聞いてあげていませんでした。


乱暴な走り方をしていると、体はダウンしたり、疲弊して動けなくなるので、適度にブレーキをかけてこられたかもしれませんが、「心」は、振り返ってみると、独立して自分で仕事をし始めてから、あるいはもっともっと前から、「今とてもつらい」と悲鳴をあげていても、「わたしは大丈夫」と勝手に変換しつづけながら走り続けてきたことに気づきました。


■「忙しい」を言い訳にやれなかったことを全部やる

そんなわけで、自分の心が疲弊しきってしまっているとやっと自覚したいま、かつその声にちゃんと耳を傾けようと、この数年「忙しい」を理由に、遠ざかっていた自分の趣味や好きなこと、「癒し」を自分の心にどんどん与えてあげることにしています。

わたしはもともと料理が好きで、昔は仕事でイヤなことがあったり悩んでいることがあると、クラシック音楽を爆音で流しながらキッチンに立ち料理をすることで気分転換していたものです。

気づいたら休みなく働き続け、ONもOFFもなく、それでもいいのだけれど、WORKING FOREVERと自分で掲げておきながらその生活に今はじめて、苦しさとやるせなさと、表現できない感情の渦の中にいます。

料理を作り、誰かに美味しいと言ってもらえることで、少しづつ、
自分が誰かの役に立っている、という気持ちを感じ、癒されていく。

悩んだり、もがいたりしているときこそ、その時期の過ごし方次第で、次の新しい扉が開けていく気がします。思うようにいかないときの苦しさに立ち止まり、ひたすら無心になって料理をしながら、心の声に素直になって耳を傾けていると、思いもよらない、また違った「新しいWORKING FOREVER人生」が待っているかもしれない、そんな予感の予感を感じている今日この頃です。



この記事を書いた人は・・・

西澤 朋子/TOMOKO NISHIZAWA

株式会社WORKING FOREVER 代表取締役/PRプランナー・ディレクター 

埼玉県所沢市出身。国内・外資・大手PR代理店を経験後、2018年独立。株式会社WORKING FOREVER設立。企業や団体の広報・PR活動プランニング・コンサルティングをはじめ、広報部の立ち上げや広報部員の育成も行う。企業とともに二人三脚で広報課題に取り組む。人と話す、社長と話すが信条。


MY FAVORITE PR WOMAN

ベテラン、中堅、新人 etc...。さまざまな立場のPRウーマンたちが、それぞれの視点から見た「PRという仕事」について綴る、リレー形式のお仕事コラム🖋

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