PRの夏、娘たちとの夏。

WORKING FOREVER代表の西澤です。

わたしがPRという仕事にたずさわってきて、かれこれ20年近くになります。

プレイヤーとして無我夢中で突っ走ってきた時代から、少しずつ、考え方や走り方を変えていきたい、そう思い始めたのはごくごく最近のこと。

もちろん、いまでもラグビーボールを小脇に抱え、ひとり爆走するような仕事の仕方も嫌いじゃないけれど、この先5年、10年と、WORKING FOREVERという会社がWorking Foreverしつづけていくために、わたしが経験・体感してきたPRのあれこれを若い世代に惜しみなく伝えていくことも大切なのでは、そんな気持ちが芽生えています。


今、目の前でふたりの娘スタッフが一生懸命仕事をしています。


ひとりは、コロナの時期からかかわってくれている、もはや中堅の域のPR3年目の女子。
もうひとりは、今まさにPRことはじめの女子。

どちらも裏表がなく真っ直ぐ、多少不器用な部分もあるところが、PRウーマンとしての素質と伸びしろを感じさせます。なんか昔の自分を見ているかのよう。

娘スタッフたちに、PRのあれこれを教えていると、自分自身も初心にかえり、あらためてこの仕事を0からやり直しさらに強くしていくそんなチャンスを与えられているようにも思えます。そう、0から丁寧にベースを整え、新しい知識や世界もぐんぐん吸収し、秋には一皮も二皮もむけようとしている夏を、娘スタッフたちとともに過ごしています。


わたしたちのPRという仕事は、嵐のように忙しい時期を「わぁーーー!!!!!」っと駆け抜け、終わったら「あれ、何であんなに忙しくしていたのだっけ?」と、その大変さや痛みをケロリと忘れ、すぐにまた次の忙しさの波に飛び乗り疾走して、まるで出産を繰り返しているようなところもある気がします。

なので、たまには立ち止まって、せっかく味わってきた大変さや痛みの中にあった気づきや面白かった出来事を言葉で振り返り文字に残す、ということもしてみてもいいのでは?そんな気持ちからコラムを始めようと思いました。

「MY FAVORITE PR WOMAN(マイ フェイバリット ピーアール ウーマン)」は、ベテラン、中堅、新人、あるいはまた違った立場から、さまざまな角度・視点でPRという仕事を見つめて、リレー形式に綴っていくお仕事コラムです。

私の目線、娘スタッフたちの目線、さまざまなPRウーマンたちの目線、いろんな目線から見たPRの仕事について、自由気ままに綴っていけたら。


日々、PRの仕事の世界で、運動会のリレーのように、頭に鉢巻をして、泥だらけの姿のきったない顔、でも満面の笑顔で疾走し、バトンをつないで走り続ける私たちの姿を想像しながら、おひまなときに読んでいただけたらうれしいです。


■この記事を書いた人は・・・

西澤 朋子/TOMOKO NISHIZAWA

株式会社WORKING FOREVER 代表取締役/PRプランナー・ディレクター 

埼玉県所沢市出身。国内・外資・大手PR代理店を経験後、2018年独立。株式会社WORKING FOREVER設立。企業や団体の広報・PR活動プランニング・コンサルティングをはじめ、広報部の立ち上げや広報部員の育成も行う。企業とともに二人三脚で広報課題に取り組む。人と話す、社長と話すが信条。








MY FAVORITE PR WOMAN

ベテラン、中堅、新人 etc...。さまざまな立場のPRウーマンたちが、それぞれの視点から見た「PRという仕事」について綴る、リレー形式のお仕事コラム🖋

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